6月に読んだ本

小説紹介

えっ、もう6月おしまい?一瞬で過ぎ去った気がして困惑している。今月は2冊しか読まなかったので、もう少し読書する意識を持って生きたいな。

※注意。このページはネタバレを含みます。

マスカレード・ゲーム

東野圭吾

本屋にふらっと行ったときにソフトカバーが売ってて、つい衝動買いしてしまった。文庫が出るまでは待てなかった。衝動買い自体は久しぶり。

ホテルに宿泊する客が多くて、把握がちょっと大変だったけど、面白くて一気に読んでしまった。山岸さんはいつ出てくるのかとワクワク期待しながら読んでた。100ページ目くらいまで読んでやっと出てくる。そしてラストは、とうとう新田さんはホテルマンになってしまったんだなぁと少し感慨深かった。

ゴールデンスランバー

伊坂幸太郎

伊坂幸太郎さんの本はよく読んでいて、これも読んだつもりでいたけど、意外と読んでいなかったので読んでみた。にわかがばれたな。

全体的にずっと映画みたいで面白かった!

ある日急に主人公は首相暗殺の容疑を掛けられて警察に追われることになる。何度もピンチに陥るけれど、そのたびに仲間がこっそり助けてくれる。ラストに主人公は顔面を整形してひっそりと身を隠すことで逃げ切りみたいに終わる。結局なんで追われていたのかはわからないまま、物語はぶつ切りみたいに終わる。

出てくる関連キーワードのようなものをあげるとするならば、「パレードの暗殺、爆発、発砲、暴力、花火、マンホール、死体、盗聴」とかそんな感じだろうか。ハリウッド映画でありそうな派手さがある。

伊坂幸太郎さんの作品によくあるんだけど、最後のエピローグ的なシーンで、「以前したしょうもない口約束を忘れないでいて叶える」「合言葉みたいにお互いの間にだけ通じるメッセージを送る」「二人だけの決まりで合図する」「登場人物の小さな癖がストーリーを進めるきっかけになる」「何気なく登場したモブみたいに見えるキャラが後で重要な役目を果たす」とかがしっかり見れてよかった。合言葉とかサインってすごくいいよね。

その他 漫画など

『賭ケグルイ』の漫画を買った。全部じゃないけど、アニメで放送されていない巻から最新刊までそろえた感じ。あと、『光が死んだ夏』も、書店で目立っていたから一冊だけ買った。まあ、今度本屋に行ったときに気が向いたら続きを買ってもいいかなって感じ。せかねこさんの『先生日誌』、『ぼっち・ざ・ろっく!』の最新刊だけを買った。

今月の読書はこんな感じ。7月もこれまで通りのんびり好きなものを読んでいくつもりです。

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