金魚の美術館行ってきた

日記

8月に、『アートアクアリウム美術館 GINZA 銀座三越』という、ビルの中に夏の間だけ設置された水族館に行ってきたので、その感想。

様々な種類の金魚が、様々な色でライトアップされた、お洒落で綺麗な水槽に展示されているという、ある意味美術館みたいな展示だった。

※2023年6/30~2023年9/26までだからもう期間は終わってしまっているので注意して読んでください。

最初行こうと思ってネットで検索したら、『金魚 かわいそう』とか出てきてちょっとテンション下がった。まあ、人工的な光の下で、人間の芸術というエゴのために変な形の水槽に閉じ込められている状況は、残酷と捉える人がいてもおかしくない。けっこう光の色とか変わるし、金魚が落ち着けそうな水草とか藻とかは無かった。

でもさ、水族館も動物園もだいたい同じようなことしてないか?金魚が光の色をどこまで認知してるのかはよくわかんないけど、水族館でもライトアップとかはしてるイメージある。水槽を泳いでる金魚達はみんな元気そうに見えたよ。個人的には。

生物愛好家には嫌な顔されるかもしれないけど、私はあの美術館が気に入った。金魚という生き物を芸術の一部として作品にしていた。すごく綺麗で楽しかった。

入場してすぐにあった様々な形の灯篭が頭の上から吊り下がって、オレンジに光ってる情景とか、風鈴が頭上にたくさんぶら下がる場所、折り紙で折られた金魚、今昔の金魚に関するイラストなど、金魚そのものを使ってない展示も面白くて、世界観が好みどんぴしゃりだった。

様々な種類の金魚が透明な生簀に花と一緒に入っている展示で、金魚ってこんなに種類いるんだ、と初めて知った。

子供の時、灯篭の中が水槽になってて金魚が泳いでるという景色を妄想してたことがあったんだけど、それが実際に目の前にあって、同じことを美しいと思う人は存在したんだなと妙に感心してしまった。

水族館行くなら海の近くまで行かないといけないけど、このアートアクアリウムは銀座という都会のど真ん中でやっていたのでアクセスが良かった。

幻想的な夏を感じた。なんかすごく元気になった気がした。

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