金木犀の匂いがした!

日記

日記を書こう書こうと思いながら後回しにして、もう夜中の二時を回りそうな中書いてる。

最近は涼しくなって、ヒートテックを着て出かけることが多くなった。布団カバーもふわふわの毛の生えたやつに取り換えたし、秋服をちょっとだけ買った。部屋のエアコンで暖房をつけることも多くなった。10月13日金曜日(ジェイソンの日だ!)、今年初めて金木犀の匂いがした。今日から秋なんだなって思った。早くリンゴ食いてぇ。

水道管メンテナンス

少し前に水道管のメンテナンスがあった。家まで業者の人が来てくれて点検していくやつなんだけど、水道管って言ったら風呂とか洗面台かな?と思ってそこは前日の深夜に掃除したんだけど、キッチンの掃除はしてなかった。使用済みの皿とか瓶とか缶とか散乱しててマジで汚くて申し訳ないことをした。二度と会わないだろうから別にいいんだけど、生活環あふれるところを他人に見られるのはやっぱりちょっと恥ずかしいところはある。私って世間の平均から見たらどうなんだろう。きれいな方なのかな。仕事が終わった後、仲間同士で、〇号室が一番やばかったよな、とか会話されてたら嫌だ。

現在、私はかなりの間、キッチンシンクの排水溝の蓋を開けていない。蓋を上から見る表面上はまあまあ普通に見えるが、ひとたび蓋を開けたらどんなものが待ち受けているのか私は知らない。

開けるのを先延ばしにすればするほど、さらに開けられなくなっていく負の循環が始まりつつある。そんなに頻繁に料理もしないし、排水溝にゴミがなるべく流れて行かないように注意してはいるから地獄のようになってはいないような気も少ししていて、それを自分に言い聞かせ、信じ込もうとしている。変なにおいもしないし、詰まりもしてないから大丈夫だろきっと(震)。開けるまではわからない、つまりこれはシュレディンガーの排水溝なわけ。

ふわふわの毛布

私は布団に関しては、夏も冬も関係なく、全シーズン通して分厚めな毛布と綿の入った掛布団を標準装備としていて、夏の死ぬほど暑い時はクーラーをつけ、冬の寒い時は暖房をつけて寝る。冬あったかいのはもちろんの事、夏でも毛布を掛けて寝る。だって風が直接当たったら寒いから。

このスタイルのことを友達に説明したら、クーラー消すか毛布片すかどっちかにしろ馬鹿というようなことを言われた。電気代がもったいない気がするのは薄々わかってはいるものの、これが一番快適に寝れるんだからしょうがない。だってあんたらも炬燵に入って食べるアイス好きでしょ?似たようなもんだよたぶん。(炬燵あんまり入ったことないからよくわかんないけど)

秋服購入

秋の服はいい。私は上着とかにポケットがあると突っ込んで歩くのが癖なのだが、秋服はそれがしやすいのが多い。あと、秋のイメージの色って落ち着いてて好み。

少し先に、友達と出かける用事があるんだけど、その時に来ていく服についての話題になった。何人かで行くから系統とか色味とかをそろえたいとかで、服の買い物に付き合わされた。私はそんなにファッションに興味が無くて、TPOに合う範囲の好きなやつ着ればいいんじゃないの、と思っているから、当然すぐ飽きる。彼女たちが一生懸命たくさんの店に入ってああでもないこうでもないと服を選んでいるのはわかるけど、しばらくしたらどの服もそう変わらなく見えてくる。さっきの店で見たのとほぼ同じじゃん!もう飽きたよ!と心の中で叫んでいた。あー、なんで女ってこんなに買い物が長いんだろ(私も女だった)。

あんまり飽きて疲れたので店の外のベンチ(ショッピングモールの待合所みたいなとこだよ)に座ってゲームをしていた。後から考えると完全に嫁と娘の買い物のドライバーとして連れてこられたお父さんのムーブだ。可愛げも若さも絶望的に足りてなくてびっくりする。

で、ここまで他人事のようにふるまっているが、当の私も出かけるメンバーに含まれている。私の服をどうにかしようと、ファッションが好きな友達が自宅に私を連れ込み、自分の服を私にマネキンのように着せ替えてあれこれやった。自分はファッションに興味はないけど、センスは無くないとは勝手に思っている節があって、根本から改造計画!こいつを私の手で可愛くしてやろう!みたいにされると、まるで自分の普段からのセンスを否定されている気持ちに多少なる。

着てきてほしい服の色とか形を指定してくれたらその範囲で私が選ぶけど、それじゃ駄目か?と思ったけど、彼女が選んだやつでも別に嫌でもないし、おとなしくマネキンをやっていた。私はセンスは置いといて、少なくとも自分のファッションにこだわりとか自信がないことは認めたほうがよさそうだ。

家に帰った後、出かける日に着るやつとは別で、今年の秋着るための服を何枚か調達しようとネットを徘徊した(外に買い物に出るのは疲れるということを近日に味わっていて、もうこれ以上は嫌だったから)。するとどうだろう、私は一つの発見をした。私が「あ、これ好きかも」と思ったものの傾向は結構わかりやすく偏っていた。私は服に関して「TPOに合ってればなんでもいいや」と思っていたわけじゃなくて、ある一定の「こういう系統のが好き、こういうのは嫌い」という好き嫌いの基準をもって、そういうのを今まで無意識に選んでいたんだ。私にも、好みというものが存在した!

友達の家でいろんな服を着せられ、似合う似合わない、ぽいぽくないの評価をたくさん受けたからたどり着いた発見だと思うと、よい経験をしたよね。

センスっていうのはいろいろな場面で必要だし、世の中にはどうしようもなくセンスのないダサい奴もいる。でも、ダサいダサくないの基準ってつまり「流行」だ。大勢の人が好むもの、好まないものの、変わる、定まらない、はっきりしない基準のこと。人間は他人が良いと言ったものを良いものだと思うし、逆も然り。

多くの人が好むものを着たい!っていう思いは、流行とかTPOとかが関係し、

私自身が好むものを着たい!っていう思いは、自己表現とか個性が関係する。

たぶんバランスが大事なんだな。私の普段着はたぶん、無意識のうちに後者の気持ちが大きくて、他の人のファッションに興味がなく、「何着てても構わないし、全然いいと思う」って誰に対しても思うのはそういう考え方をする比率が大きいから。

私の普段着をいつも見てて、「お出かけだし、服をコーディネートしてあんたを可愛く改造してあげる」と私に対して思っている友達は前者の考え方をする頻度が多いんだと思う。もしくはそれ以外を知らないか(ダセえと思われてるとしたらそれは怒る。私は私が気に入ったのを着てるわけだから。人の好みまであれこれ指図しないでほっといて欲しい)。まあ、前者を大事にするも、後者を大事にするも個人の自由だ。

ちょっとまとまりがないけど、私が言いたいのは、私にも服の好みやれっきとしたこだわりがあって、どれでもいいなんて思ってたわけじゃなかったんだって自分で気づけて嬉しかったってこと。なあんだ、感性まだ死んでないや!おしゃれなんか所詮自己満足なんだから、なるだけ他人の評価じゃなくて自分のご機嫌を最高に取れるような物を身に着けていきたいなぁ、と思った。まあ、私はそこまで図太く自分を貫けるほど強くはないし、ちょっと押されたら、「あ、じゃあそれで」と大衆意見に流されるようなプライドのない人間の一面も持っているから、つらくならない程度に頑張っていきたいね。

すごい英語の先生

今学期からの私の講座の英語の先生がなかなかすごいので書く。よくいっしょにいる友達で、前学期まででその先生の授業を経験済みの人に言わせると、なかなか評判が悪く、その先生に当たったと言うと「ドンマイ笑」みたいに言われた。

実際授業を受けてみて、友達の言う通り私は先生が好きになれなった。その先生は日本人のおばさんで、90分の授業のうち、授業の前半30分~1時間くらい使って、20人くらいいる生徒一人一人と英語で数分の会話をする。それだけ書くと、ひとりひとりに対して英会話力を身に着けさせる良い授業じゃないかと思われるかもしれないので補足すると、その30~1時間の中で、自分が英語を話している時間って数分だけなんだ。それ以外は虚空を見つめてぼーっと他の人が先生と会話しているのを聞いてるだけ!私はこれがかなりきつい。私は中学くらいからかなりの内職推奨派で、授業が自分のためにならない時間は別の課題なりなんなりをやることはプラスでしかないと思っている。でもそれができない!

3回目くらいの授業でかなり萎えていて、だいぶ苦痛。あと、その数分間の会話で、自分が(日本語で聞かれたとしても)答えにくい質問をされて答えが上手くできないと自己嫌悪になるし、おばさんを憎む。おばさんは5、6個の話題をランダム(本当にランダムな気はしない。恣意的な何かを感じる)に聞いていく。日本語でも答えづらい質問を振るな!隣の人に聞いた質問ならいくらでも話せるのに!とイラつく場面が多い。英語力アップしてる気はしないし、英語力を正しく評価されてる気もしない。

あと、おばさんにはお気に入り生徒っていう概念があるみたいで生徒の中では有名。お気に入りになると、その会話の時間で謎の盛り上がりを見せ、おばさんは積極的にお気にの生徒に会話を吹っ掛ける。お気にじゃない生徒には答えづらい適当な話を振って、生徒が答えに詰まるとそれ以上会話を広げようとせずに次に行く。ちなみに男子のほうがお気にに登録される確率が高い。おい、女子に生まれただけでこんなに差別されるなんてめったにない経験だぞ。

授業が終わった後、私とそのクラスの一部女子は多少発狂する。散々愚痴を言った後、今週もよく頑張った!来週も頑張ろう!と戦友のような結束を見せる。一週間の中で一番盛り上がる会話がおばさんの話題で笑える。私たちのコミュニケーションの大きな刺激になっていることは間違いない。そこはありがとよ。馬鹿にしながらもなんだかんだ楽しんでるな、我々。

暗殺教室の殺せんせーのセリフで、「理不尽と楽しんで戦おう」と言うようなセリフがあって、それが好きなんだけど、まさにそれだ。

見てろよババー、私は屈しねーからな!(あ、やっぱ見ないで。空気のように扱って)

おわり

ここまで読んでくれてありがとう暇人。あなたに素敵な秋が訪れますように。

ああ、早くリンゴが食べたい。都会のボケたやつじゃなくて、地元の、世界一美味いやつを食べたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました