小説を書いてる

日記

月っていうのは、いつも同じ面を地球に向けて回っている。だから、月の裏側を見たやつはいないんだ。これが100個目の記事らしい。ぬるっと100記事目。なかなか続いたじゃん。

進撃の巨人

テストがだんだん迫ってきている。勉強しないといけない理由は10も100も1000もあった。でもそのすべてがちっぽけに見えるくらいアニメが面白くて、なかなか手につかない。

『進撃の巨人』っていう一昔前のアニメ(全部で7期90話以上ある)を3日で一気見した。だいたい20分のアニメがだいたい100話あったら、合計視聴時間は33時間くらいになるんだけど、まあ、3日で見たってことはつまりほぼ廃人生活を3日やったってことだよね。ほんとに引き込まれて、どうしても続きを見ること以外のことがどうでもよくなっちゃった。感想はたくさんあるから他の記事で書こうと思う。

エレンという性格に難のある馬鹿の起こした行動はだいぶヤバくて、すさまじい最後だった。外の世界、自由というもののイメージを自分の頭の中で太らせすぎたから、実際に壁の外を見たときにそこに人間がいることが受け入れられなかった。そこからは理想を求めて自分の認識じゃなくて、世界の現実の方を変えようとした。

ある人のブログで、三島由紀夫の『金閣寺』という小説が紹介されていたので読んだ。まだ読み始めで途中だけど、主人公の思考回路がだいぶエレンに似てるな、と思った。

ミッフィーのイヤホン

実家に帰ったら妹がワイヤレスイヤホンを使っていた。私は今までワイヤレスイヤホンというものを買ったことがなかった。

イヤホンって、ぷにぷにしたシリコンのやつがついてるカナル型ってタイプと、AirPodsでおなじみのインナーイヤー型がある。私の耳の穴は小さいのか、シリコンのやつがどうも耳に入らなくて、でもそのへんで売ってるのは大体カナル型。AirPodsは高いしな、と思って、別に有線でも問題なかったから買わなかった。

妹が使ってたのは、インナーイヤー型で、まあまあ安かったというから気になった。見ると、イヤホン充電ケースに、宇宙船の丸窓みたいなのが付いていて、そこにミッフィーの肩から上が覗いている。コールドスリープみたい。イヤホンを出し入れすると、なんとその窓の中がだいぶけたたましくゲーミングな七色に輝く。デザイナー、なんでそんな色に光らせようと思った?

面白くて好きになったので、その場ですぐ買うことにした。馬鹿馬鹿しくて笑っちゃう可愛さというのが私は好きだ。

「ミッフィー ワイヤレスイヤホン」とかで検索すると出てくると思う。中国製。いい買い物をした。

ディスグラフィア

YouTubeの動画を見てて、字が汚い芸人の子がまわりにいじられて笑われてるのを見たんだけど、本人は自分の字に割と自信を持っていて、上手く書けた、とか言っていた。小学生でももうちょっとうまく書けるだろ、というくらい汚くて、まっすぐの線も引けないし画数も明らかに足りない。

コメント欄を見てたら、ディスグラフィアっていう一種の学習障害だというコメントがあって、初めてそういう障害を知った。全然ふざけてるとか、小学校の時に書き取りを怠けていたとか、ネタとしてやってるわけじゃなくて、本当にできないこともあるんだな、と知ってからは、本人が笑いにしようとしてるのを見ても若干自分の中でブレーキがかかるようになった。

私は運よく特に生きづらい障害とかを持っては無いと思っているけど、これからは人と関わる時気を付けようと思った。

小説を書いてる

最近はできるだけ毎日小説を書いている。短編は普段ぼうっとしているときに思いついたことをぱっと書いてるだけだけど、ある程度長くて、プロットを必要とするようなやつは、自分の内面をより描くようになった気がする。

私は私のために、言葉にして私を説明してみて、私を理解しようとしてものを書いているのかもしれない。

私は他人のために、他人の心を揺さぶってみたいからものを書いているのかもしれない。

私は私のために、他人に見てほしくて、自分が生み出した美しい可能性のあるものを認めてほしいから、承認欲求に駆られているのかもしれない。

私はただ単純に、創作欲、頭に思い浮かんだ美しいものをこの世に創り出したいのかもしれない。

私はまだ大人になりたくないのかもしれない。

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