合宿行った ~夏のノルマ達成~

弓道で合宿に行ったのでその記録を書いておこうと思う。あんまり詳しく書くと泊めてくれたホテルが分かるかもしれないのでなんとなくぼやかして。

弓を引くのは数週間ぶりで、だいぶ感覚をつかむまで時間がかかった。三人チームくらいに分かれてお互いに指導しあいながら練習したけど、一緒になった人が上手い人でとてもラッキーだった。そして、もう一人の同じチームになった後輩は、物分かりがいいし、向上心というか、あっちのほうから射形を見てほしいって言ってきてくれてとても指導のやりがいがあったなぁ。

合宿は三日あって、一日目の夜は酒盛り、二日目の夕方はBBQ、スイカ割り、花火、酒盛りなどして、場所もド田舎だったので、夏っぽいことがたくさんできて良かった。「テストプレイなんてしてないよ」っていうカードゲームがなかなかにクソゲーで盛り上がった。シラフでやったらダメなタイプだけど。

二日目の夜、晴れていて星空が良く見えた。私は田舎出身だから星を見ても、「ああ星があるなぁ」くらいしか思わないけれど、都会育ちの人たちは興奮してアプリなんか入れちゃって、よろけながら空見上げて、明日の朝見たら絶対意味の分かんないであろう星の写真を撮ってた。面白かった。逆に私が都会の摩天楼を見て感動している気持ちは、都会人から見れば滑稽に映るんだろうと想像した。

山の中の弓道場だから当然のように虫がいるわいるわ。会の状態のときにバッタが飛んで来たらシャレにならない。階段で蛾と対峙したのでUターンしてエレベーターの方へ行こうとしたらボタンの前にバッタがいるなんて状況に出くわす。手持ちが全部瀕死で虫よけスプレーを持ってないときのポケモンかな。まじでホテルのどこにでも奴らは現れる。部屋の中で見つけたときは、床を這っているのを見ているときよりも、それを見失った後の方がゾッとする。

風呂はRTA。ブレーカーの関係で同時に二台ドライヤーを使うと、コンセントが使えなくなる。まさに合宿所って感じだ。こんなのは慣れっこなので別に文句あるとかじゃない。

三日目の東京に帰る前に金的(三寸の、霞的の的心のサイズ)をやった。中った！弓道は的中に捕らわれるのは良くないとわかってるけど、嬉しいものは嬉しい。美しい射は中るとは限らないけれど、中る射はたいてい美しい。

バスが出た後に、高校時代からずっと連絡を取り合っている、他の大学に行った人から連絡が来たと思ったら、午後から同じホテルに泊まるとのことで笑った。大学生のサークルが行くような宿や日程は大体どこも同じなのかもしれない。

今年の夏は熱中症で倒れなかったな。サークルの絶妙な緩さのおかげで休憩しながらできたからか、私の体力がついたのか。なんにしろ、あの山の中で倒れなくてよかった。救急車来るのに何十分かかることやら。

今日休んで疲れも取れたし、明後日はちゃんと練習しようっと。