今年のリンゴは美味しくないってマジ?

日記

優しくしないでおくれ

この間までプログラムの授業を取っていたんだけど、最近、中間試験替わりの課題提出があって、そこで履修放棄することに決めた。

どういう授業だったかっていうと、毎週授業動画を見て、課題のプログラムを組み、先生にメールで提出するという、非同期オンライン型の授業だった。必修科目じゃなくて選択必修だったから別にこれを必ず取らなくちゃならないというわけではなかったんだけど、なるべく多めに取っておくに越したことはないだろうと思って履修することにした。非同期オンラインというのも、自分が好きなタイミングでできていいじゃん、と決定の後押しの一つになった。

しかし、授業はそんなに甘くなかった。課題のプログラムはぜんぜんわからないし、chatGPTを超活用しても仕上げるのに5時間以上かかった。第4回の授業くらいで既に自分でまずプログラムを書いてみる、ということすらできなくなって、最初からGPTに聞きまくって、エラーが出ないように少しずつ改善するしかなくなっていた。100人くらいいた履修者はいつの間にか50人くらいになっていたそうで、後から聞いた話、かなり難しい授業だったようだ。

中間課題は地獄のようだった。全体の評価の25%を占める大事な課題で、いつもやってる5時間かかる課題と同じくらいの難しさの問題が5問もある。GPTに聞いてもわかんないし、友達のを見せてもらってなおわからない。まあ、中間までの授業を理解していないんだから当然といえば当然だ。

結局よくわからないまま提出した。結果、半分も得点が取れていなかった。全体で6割の点数を取れていないと単位がもらえない。半分やったし、これ以上取れもしない単位のために大量の時間を割くのは賢くないと判断した私は、諦めることにした。GPTに聞いてるだけで全く身になってないというのが大きい。

でも、それ以上に私に諦める決心をさせたのは、先生だった。

私に届いた採点済みの中間課題のメールには、その最後にメッセージがついていて、わからないところは気軽に聞いてくださいね、みたいなことが書かれていた。

正直、全部わかってなかったよ。

先生は、たぶん私がGPT使ってることは知ってて、それでも答えまでたどり着けてないしょうもない生徒だということを見抜いていたと思う。他の数少ない精鋭の履修者よりもだいぶ遅れていて、追いつくのはだいぶ絶望的なことをわかっているのにそんなやさしいことを言うんだな。

なんか申し訳なくなったからきっぱりやめることにした。私にプログラミングをできるようになりたいという熱意があったなら、協力的な先生をありがたく思い、教えてもらおうとしただろうけれど、私は非同期オンラインという甘い響きにつられただけで、特にプログラミングに興味の薄い怠け者なんだ。先生のやさしさと親切には見合わないよ。

タルトタタン

久々に実家に帰った。山が赤い。

近所の選果場に行って、リンゴを買ったけれど、農家のおじさんの言うには、今年は暑すぎて蜜も入らないし、あんまり期待できないらしい。地域のリンゴ品評会とかするお祭りも今年は無いらしいし、ガチで不作みたい。

ちょっと残念に思いながら、フジはまだらしいので、とりあえず並んでいたぐんま名月と秋映を東京に持って帰った。ぐんま名月は初めて食べた。黄色で、ちょっとだけ赤が差しているリンゴ。できのいい年ならもっと美味しかったのかな、と思いながら食べた。ちょっと歯ごたえが微妙で残念だった。

最近、すごくタルトタタンに挑戦したい意欲が湧いてる。作りたいな。

場所を変える

実家に帰って田舎で過ごしてたら、新しい物語の構想が浮かんできた。場所を変えるってすごくいいことなんだなと思った。普段は家のパソコンの前でああでもないこうでもないと、うなってるだけだったから、脳みそに何らかのいい刺激を与えたんだと思う。

あと、風呂に身体をつけるっていうのもいい。アルキメデスもそうだったように、風呂はアイデアを生み出す場所なのかもしれない。エウレカ!

昔の文豪とかが、山の中の宿を取ってそこに籠って執筆するとかあるけど、それってたぶん、新たな環境に行って、脳みそが面白いものを生み出すきっかけをつくる意味もあったのかな、と想像する。

今は、この構想を形にしたくてたまらない。テスト勉強をしなくちゃならないときに限ってこういうことになる。あー、創りたい!!

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