ヨルシカ『パレード』の聖地、猿島へ出かけて

ヨルシカとスウェーデン

神奈川の横須賀、東京湾には猿島という無人島がある。横須賀中央駅から少し歩いたところの三笠ターミナルでフェリーに乗り、10分ほどだ。一時間もあれば歩いて回れる小さな島で、砲台の跡や、貴重なレンガ造りの弾薬庫などが国指定重要文化財等に指定されている、明治時代~昭和時代の要塞である。今は観光地として多くの人が訪れて、ツアーを楽しんだり夏場はバーベキューや海水浴場で遊んだりできる。

この島は、どこか非日常的な雰囲気が漂っているので、多くの作品で舞台になっているそうだが、ヨルシカというバンドの『パレード』という曲の聖地になっているので、足を運ぶことにした。

3月上旬、暑くも寒くもなく、天気の良い土曜日だった。フェリーは満杯の客を乗せて出港した。若者から老人までいた。カップルもまあまあいた。東京湾は汚いものと思っていたが、島の周りの海は青緑に澄んで意外ときれいだった。

島に着き、ツアーに参加する。(600円。その場ですぐ参加できる)島の歴史についていろいろとガイドの方がお話してくれる。ツアーは参加する価値はある。

弾薬庫や、切通し、レンガのトンネル内にもMVで使われた場所が見られる。

ツアーは島の端から端まで移動するような感じで案内され、その場で解散となる。別の道も探索しながら船着き場までぐるりと一周する。海の近くの岩場まで下りられるところがあって、きれいな景色だった。普通に癒されるので、ただ都会の喧騒を離れてヒーリングしたい人にもおすすめできる。暖かい日は海の見えるベンチに座って茶を飲むだけで心が凪いでいきそうだ。

木々の中を歩いていくと、展望台広場がある。階段が多めなので、靴はちゃんとしたのを履いていこう。私は久しぶりに外出したために体力がゴミすぎて、前を歩く元気な老人のペースにも置いて行かれた。(運動しろよ)

展望台広場では、見覚えのある白い建物が見られる。中には入れないけれど、ヨルシカファンならテンションが上がるだろう。

さて、探索が終わって船着き場に戻ってくる。フェリーは一時間に一本なので、待っている間に売店でポテトとアイスを買う。当然観光地価格だけど、おいしいし、ピクニックテーブルがたくさん設置してあるので快適だ。

ここまで読んでくれてありがとう。

都会から近いし、気軽に行ける最高の島なので、ぜひ天気のいい日に行ってみたらどうだろうか。

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