まとまりがなぁい!

日記

写真はデコラッテというラテアートシート。ゼラチンとカカオ色素らしい。コラボカフェとかでよく見るやつだけど、家でやるとテンション上がる。

モラトリアム的人生

ここ数日は他人の創作物を貪ってばかりでなんの生産性もない。食べることは大事であることは自覚しているのでいいんだけど、同じものを繰り返し見て読んでばかりなので新規性も進歩性もない。それが問題。

明日は絶対外出る。肌の白さが尋常ではなくなってきたので少しは日光に当ててやらないと心配されてしまう。

でも、長らく居心地のいい室内にいるとなぜか、日光がだんだん苦手になってきているような気がする。浴びると頭痛いし、明るすぎて疲れる。こいつはやべえ重症だ。散歩しよう!

こんな文章が書けるのは人生において今しかないんだと思うとなんて贅沢な時間だろうと思う。とても幸せすぎて、これから起きることがすべて今よりマイナスでしかないような妄想が頭をもたげていて、ロウソクが縮むような思いをしながら日々を浪費している。

時間が怖い。いや、怖いのは社会か?それとも今は運良く他人の視界に入っていないだけで、ろくでもない自分が白日の元に晒されてしまうことを恐れているのかも。年齢が怖い。何もしなくても歳をとるということが怖すぎる。

食べてすぐ寝て牛になる 起きてまた寝て人でなし?

注射バックれた

子宮がん予防の予防接種というのが女はタダで受けられるんだけど、それが面倒なことに2回も受けないとならないシステムだ。

正直注射は嫌だし、放っておいたのだが、注射を受けなさいとしつこく親に言われたので、随分前に来てた封筒を引っ張り出し、ようやく重い腰を上げて1度目の接種をした。

この時私は初めて産婦人科というところに足を踏み入れたんだけど、どうも落ち着かなかった。産婦人科は全然エロじゃないし、妊娠とかその辺の話題を真剣にやってくれるとこという理解はしてるんだけど、自分が場違いな気がしてならなかった。

ガキが入っちゃいけない場所な気がするんだよな。

性自認男とかそういうことは全くないんだけど、家庭とか結婚、子作りというフレーズ、それにまつわるいろいろが自分とはかけ離れてるような気がして、かけ離れた自分がここで受けるべき処置なんか無いような気がする。

生理が前にいつ来たかとか、みんなわかるの?記録とかするもんなの?聞かれて適当に答えたら整合性がないと詰められて、だってわかんないんだよと心の中で悲鳴を上げていた。

あと、真面目に答えるべきとはわかってるけど他人にそういうこと言うの若干恥ずかしい。

私は不摂生のためか、わりとバラバラで、来なかったら「ラッキー!いまいましいことが減った!」と大喜びする。周期とか知らないよ。できるだけ考えたくない。

子宮がんもなったらちょっとは嫌だけど、なったらなったで受け入れる気がする。注射打っときゃなーと思わないような気がするんだよね今は。なんでだろ、なんとなく産婦人科が居心地悪いからか、別に寿命にこだわりがないからなのか。

子供わからん

子供欲しくないの?と聞かれたら今のところ全く要らないが、そういう感情って周りの友達とかが結婚出産とかしてるのをみて脅迫的に生まれるんじゃないの?少なくとも私はそう思ってる。

幸いなのかわかんないけどまだ周りにはそういう奴いないから、同調圧力や劣等感、羨望はない。

私の場合「子供欲しい」の感情の前には必ずワンクッション「周りに置いてかれる焦り」があるはず。

他の人はまず「愛する恋人との間に絆が欲しい」とか「子供は可愛い」の感情が来て、それから「子供欲しい」にスっとつながるような気がする。本当はそうじゃないのかな?想像力が乏しいのかもしれないけど、これくらいしか思いつかないや。

私は子供好きじゃないし、泣き声を聞くとアレルギーみたいに逃げ出したくなるし、可愛いよりはグロいが勝つ。自分の機嫌を取るだけで精一杯だし、自分以外の命を生かしてやれるほど生活力も甲斐性もない。他人に興味が薄く、やさしくない。あと金。この国で子供をまともに育てるには莫大な課金が必要。

犬になら?

犬になら愛情を注げるよ!と言おうと思ったけど、少し顧みるとそんなことはないのかもしれない。私は実家で犬を飼っているんだけど、中高生になってからというものあまり世話をしていない。

愛してはいるんだけど、世話しないというのは言ってることとやってる事が違う。愛情を持っているだけで示さない。私はこういう所が自分以外の生命に責任を持ってはいけないポイントなんじゃないかと思う。

ところで私の好きになる人は多分、私にあんまり興味ない人なんじゃないかと考える。私は愛情をいくらもらったところで、「これだけ貰ったしお返しに」とばかりに相手に愛を与えることが出来ないタイプだ。自発的に勝手に好きになるしかない。加えて、私は愛を持っているだけで満足してしまう性質がある。「相手は私にあんまり興味無いけど、私は愛してるからいっか」となる。伝えたり、表現することで同じ気持ちになったりすることは重要じゃない。

愛は独占欲と言うけれど、独占したいと思う相手が現れたら、繋ぎ止めるために相手に私のことを興味持って欲しいと思えるのかもしれない。がしかし、まだ現れない。平穏。

私は愛犬を愛している。確実にあいつは可愛い。

でも私はあいつの愛をそこまで求めてない。素っ気なくても、それが私があまり世話をしないせいでも、私が愛してるからいいんだよ。

愛犬は恋人と違ってどこかに行ってしまわないから、こういう愛がまかり通って、勝手に私が満足出来ているだけなのかもしれない。

私は恋人や子供じゃなくて犬と暮らすのが身の丈にあっているのかもしれない。さすがに犬と2人きりなら世話もするよ。

まだ大丈夫だよね

さっきあれほど愛してると書いた愛犬の事だけど、彼女はもう10年くらい生きていて、前に会った時、目がずいぶんしょぼしょぼしてるのを意識してそわっとした。

いつも愛犬の世話をしてる両親は、そろそろ介護犬かしらねぇと話す。

え、嫌だよ。普通に嫌だ。まだ大丈夫だよね?

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