ずっと子供のままでいてね

日記

首とか顎の下から、脈絡もなく1本だけ、4センチくらいに伸びた透明な毛が生えてるのを発見することが今までに何回かあった。なんとなく首を触ってる時に引っこ抜くのがわりと好きなんだけど、これまじでなんの毛?

ファンタジースプリングスに潜入

ディズニーシーに行った。

前日に確認した天気予報は大雨だったが、そんなの関係ない。数ヶ月前から計画してたし行くしかない。

雨予報のせいか、客は少なく、園内は空いていた。タワーオブテラーがたったの30分待ちなど、普段では考えられないほどのすき具合だった。いくつか人気なアトラクションに乗った。

正午過ぎくらいからぱらぱらと雨が降り始め、すぐにゲリラ豪雨並に激しくなった。

大雨の中、ディズニーという非日常にいるのに、さらに非日常な事が起きた。停電だ。

パークのみならず、近隣の地域全体の電気が落ちたらしい。映画館は上映中映画が止まり、電車は遅延した。

シーもランドも一時はすべてのアトラクションが止まった。幸い、その時はなんの乗り物にも乗っていなかったし、なんの列にも並んでいなかったから良かった。もしタワーオブテラーのエレベーターの中にいる時だったらと思うと普通に嫌だ。

レストランも休止したが、ワゴンのフードは売っていたのでチュロスを食べながら復旧を待った。

一、二時間ほどで電力消費の少なそうなアトラクションから順々に復旧し、無事乗れた。

ディズニーに詳しいやつと一緒に行って、その人が全部やってくれたので詳細はさっぱりわからないが、まだ一般公開が解禁されていない新エリア、ファンタジースプリングスに入ることが出来た。

時間制でチケットをとり、おためし的にエリア内を見て周り、アトラクションに乗ることができる。「スニーク」って言うらしい。

ピーターパンのアトラクションに乗った。

ピーターパンが最後に、「いつまでも子供のままでいてね」と言った。子供のままでいたい。

まじで楽しかった。夢と魔法の世界だった。私ってまだ、無邪気にワクワクを感じられるんだな、感受性が生きてるんだなと思えて、それがとても幸せだった。

21時になった時、私には珍しいことに、まだ帰りたくない、名残惜しいという気持ちよりも、すごく幸せだった、明日から頑張れそうというしみじみとした満足間で満たされていた。

グループワークの憂鬱

大学で時々グループワークをしないとならない授業があるんだけど、毎回気乗りしない。

最近やったのも、6人ほどのグループで、テーマを決めて調査をし、スライドを作って発表するという、よくありがちなグループワークだった。

発表までの準備期間は限られているから、全員来週までにそれぞれの担当のところを仕上げて来よう、全員の仕上げてきたものから良いものを選んでスライドにまとめよう、という話になったので、私は真面目に調査をして、その結果を、みんなで集まる時間より前に共有した。

しかし、大学生は暇な割に授業に対する熱意がゴミなところがあるため、私ともう1人を除いてだれも共有してこない。月曜に授業があるんだけど、日曜の夜にやり方がわからなくてできなかったから教えて欲しいと言う。最初からあまり期待はしていなかったはずの私でもこれには呆れてしまった。そいつはやり方の説明を先生がしていた授業に来てなかったんだ。

え、先生に聞いてればわかったはずですよね。日曜は友達と酒をかっくらいながらバカ騒ぎしていた所だったので、水を差されたみたいで、つい冷たい返信をしてしまった。

さて、月曜になり、集まってみると、私に質問してきたやつ以外のやつもできてない。

来週発表というのに、家で各自やってこようね、と言った調査をその時間でやり、解散。スライドはほとんど私と、もう1人真面目にやってきた友達の2人で完成させた。

バイトがあるから先に帰るね、家で仕上げやるから、と言って帰ってったやつ、許さねえからな。仕上げどころか1ミリも内容変わってませんでしたが。

一人二人と帰っていく中、私と友達は、発表への危機感で遅くまで残ってスライドを作った。私は非協力的なやつらにイライラしていて、「私たちはもう十分やった。あとは丸投げしてもう帰ろうよ」とこぼした。やつらの無責任さを考えたら、それくらいの無責任は許されてしかるべきだ、そうじゃないとフェアじゃないと思った。

でも、そこで友達がこう言ったんだ。「今日はみんながちゃんと取り組んでくれて良かったね」

屈託なく言われて、なんて心が綺麗なんだと思った。同時に、対する私はなんて心が狭いやつなんだとショックを受けた。

彼女は最初からやつらに全然期待していなかった。期待してたのは私の方だ。ただ発表を良くしたい、自分の成績のためなんだから、自分がちゃんとやる。他がどうとか関係ない。

勝手に期待して勝手に失望する、これは私がされたら一番嫌なことではなかったか。長年生きてきて、他人に期待をし過ぎないことの大切さをやっと学んできたはずなのに忘れてたのか。

他人に期待しないで淡々とやることやる。ドライだけど、生き方として賢いし穏やかで綺麗だ。友達を見てそういう美しさを思い出した。

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