今日が余生の最初の日。残りの人生で、一番新しい朝だ。
1位 デッドプール
不幸な男は娼婦のガールフレンドを手に入れ、束の間の幸せの所に末期ガンの宣告。イカれた医者に強い身体を貰い生き延びるが副作用で醜くなる。醜い顔だと彼女に会えないので医者を追うために力を使うダークヒーローになる。
そこには正義もヒーローとしての心も無く、純粋な私利私欲しかなく、清々しい。お喋りな性格で、18禁ワードもポンポン言う。
アクションが爽快で面白い。
2位 ヒトラーのための虐殺会議
様子がおかしすぎて怖い。
最終解決=大量虐殺、特別処理=殺害。
役人は人道問題とか法律にもとると主張したけど、軍人たちに押し切られる。帰りにはもうこの後ある別の予定について平然とおしゃべりしている。あくまでビジネスの会議のひとつとして、大量の人間ぶっ殺しシステムの仕組みを話す。殺す方の精神面のケアのため、効率を求めてガス室とかいう狂気の兵器について語る。
戦時中に豪華なスイーツを食べ、コニャックを傾けながら会議。
簡潔にしたい。だからみんなぶっ殺そう。ということをヒトラーは常に言っている。
奥さんは元気か?とこれから女子供を大量虐殺しようとしてる奴に聞く。
奥さんはおめでたなんだってな、とさっきまで断種を提案してた奴に言う。
3位 温泉シャーク
香ばしい日本のバカ映画。日本のあつみという海沿いの温泉街にサメが出る。温泉施設を作って地域活性化を目論む市長。
「放せ!俺はバズりたいんだァ!」
アホなインフルエンサーが次々と犠牲に。
温泉シャークは体が柔らかいからパイプを伝って入浴中の人を喰う。サメは温泉を伝って町中に出現。水たまりからサメが出てきて「シャーク」と鳴く。
街は壊滅し、バス・バスターコールが発動。
3Dプリンター(撮影費削減)で作った潜水艦でサメの群れと戦う。なんかよくわからんけどマッチョがサメを倒す。
その他
僕のヒーローアカデミア THE MOVIE
漫画とはまったく関係ないストーリーで、漫画を全部読んでない者としてはありがたかった。
バトルシーンが長く、よくわかんないけどアツかった。
ジュリオとかいう性癖ハッピーセットに歓喜するファン多そう。ただ、この世にはめちゃくちゃ多様な個性があるはずで、他人の個性を何らかの形で無効化する能力を持つ人(先生とか)いるはずだと思うんだけど、暴走したら殺さなきゃダメという決めつけがすごいなと思った。
そう思い込んでしまう理由が、「アンナには俺しかいないんだ」と思いたい気持ちが根底にあると仮定すればその短絡さに説明はつくかもしれないと思ったが、そうすると最後にハッピーエンドになった後、すぐさま「契約解除だ」などと宣うことに混乱する。
錬金とかいう何でもあり能力の敵と、超空間の展開は劇場版らしいなーと思った。めっちゃ街壊れる。
ミニオンズフィーバー
グルーが子供の時の話。グルーはけっこう色んな大人に囲まれ、影響されていた。
ミニオンはやっぱかわいい。「柿の種!」「お取込み!」などミニオン語が日本語に聞こえる箇所がある。字幕版で見たから関西弁のグルーではなかった。
ネファリオ博士の若い姿を見た。これ見てから別のやつを思い返すとめっちゃ老けたな。ハゲたし。
イエスタデイ
ある日、世界中のみんながビートルズのことを忘れて、名曲を自分だけ独占できる世界になった。完全に盗作なので、バレるんじゃないかという不安もあるし、曲の力で有名になっていくにつれてプライベートが疎かになって幼馴染みの女の子からの気持ちにも応えられない。
良い作品は世の中に出なくちゃならない。音楽ができる彼の頭に残っていたのは幸運だったかも。私みたいな音楽をあまりできないやつとか、若くないとか歌えない人の頭に残っても、後世に名曲を残すことは出来なかった。
良作と名声は切り離せないけど、ハリーポッターなど、皆が忘れたこの世にあった方がいい作品を、再現するのが彼の使命でもあるのかもしれない。
大人数が詰め込まれたライブ会場での告白は、ちょっとずるいよと思った。
アニメ
シュタインズ・ゲート
以前、見てみようとしたけど主人公のあまりの厨二病の痛さに挫折してたが、最後まで見るとけっこうおもしろかった。タイムリープものだが、設定や伏線がちゃんとしてて、後出し設定が無いのがとても良かった。
幼なじみの死を何度も目撃し、8月が繰り返す。後半のこの辺りで主人公は病んでくるが、厨二病を発揮してる時、前向きになったんだなと思えて助かった。
劇場版とかもあるらしいから気が向いたら観てみようかな。
まとめ
アニメ1期、映画6本。夏休みはイベント多くてゆっくりと映画を楽しむ時間がなかなかない。YouTubeばっかり虚無顔で見てないで映画を観ようと思っている。