4月はあっという間!
4月はなんだかんだ、学校が始まったり、好きなバンドのライブに行ったり、浪人してた友達の嬉しい知らせを聞けたりとイベントが盛りだくさんだった。だいぶ金も使った。私としたことがだいぶ経済を回してしまった。大学にちゃんと行くと、バイトして世界の役に立ちながら充実した顔して、さらに友達とたくさん遊んでいる人をよく見る。個人的には先月よりも充実してそうに感じるけど、なくなっていく金を考えると、自分はなんて金遣いの荒いやつ(金のかかることが好き)で、そのくせ働かないんだと不安になる。(何していてもたいてい不安だよ)
スマホでYou Tube見てた時間の方がずっと長いけれど、今月もまあまあ映画を観たので、その記録を書いていく。You Tubeよりは映画を観たいと思っているのに、一度見始めると二三時間溶ける。これがスマホ依存か?ああ、恐ろしい。
放心した時間ランキング
今月は、流行にかなり後れていることは承知だけど、コンフィデンスマンJPにハマってしまってドラマも映画も二周ずつ見るというありさまだったので、正直にランキングを作ると、そればっかりになってしまうので、少し忖度していく。
1位 コンフィデンスマンJP ロマンス編
ドラマを見る前にこの映画がネトフリで出てきたので観た。見事に騙されて最高にわくわくした。ダー子、僕ちゃん、リチャードのキャラもガチでいい。テレビを見ないから日本の俳優とか女優はあんまり知らなかったけど、長澤まさみさんが好きになった。今月は長澤まさみさんが出てる映画ばっかり漁った。マジでよかった。
2位 ブレット・トレイン
伊坂幸太郎さんの『マリアビートル』が原作の映画。ハリウッドで撮っているので、当然主要な役者は外国人。見始めは「ええ~、こんな顔なの?」と感じたし、「日本の新幹線にしては座席にホスピタリティがないな、外国感満載だな」とか、小説は読んだことがあったけどうろ覚えで、後から調べたら「映画では女の子が演っていたけど、王子って男の子だったな」とか思った。でも、観ていくうちに、だんだん伊坂幸太郎さんの雰囲気をちゃんと出せているんだなと感じられた。しっくりこないな、がしだいにしっくりくるようになっていくような。人がばんばん死んでくけど淡々としてるところとか、よかった。
3位 永遠の0
私が小学校、中学校くらいの時にいろんなネタになるほど有名だった作品だけど、観たことがなかったので観た。幼いころテレビを見ていなかったし、親も進んで映画、特に戦争とか人が死ぬのとかは見せようとしなかったから、そこまで観たいと思わず、怖そうだな、という印象だった。戦争映画は鬱になると思い込んでいたので、観終わった後、案外前を向けるような、いい話だな、と思えるような映画だった。戦争の時代が舞台となっているだけで、戦争映画が描くものって、戦争の悲惨さ、やってはいけないよという戒めのためじゃなくて、たまたまそういう時代を生きた、素敵な人たちの関係を描くものもあるんだな、と気づかされた。
その他の作品
悪童日記
友達から以前あらすじを聞いて頭の片隅で気になり続けていたのを観た。戦争の時代の話で、主人公の双子がひどい目に遭うとか、遭わされるとかそういうのかな、と身構えながら見ていたんだけれど、そこまでエグくなかった。双子は美少年だったし、最初出てきたときはおっかないばあさんだなと思っていたおばあちゃんも、そこまでひどい人ではなかった。双子は最後までどっちがどっちか、名前すらわからない。淡々としていて無表情。二人はいつも一緒にいたが、最後に離れている訓練、ということで、片方だけ国境を超える。観終わった後も余韻が残る作品だった。
コンフィデンスマンJP 「プリンセス編」「英雄編」
コンフィデンスマンの手にかかれば何も持っていない普通の女の子をお姫様にすることもできる。みんなが信じればその嘘は真実になる。大それた計画の芯が、女の子をお姫様にしてあげる、ということなのがしびれる。義賊はかっこいいな。
英雄編は海外撮影でここまできたかぁ、と嬉しくなる。僕ちゃんはいつも利用される。
謎解きはディナーのあとで
昔から好きで、映画も何度か観ているけど、オススメに出てきたので観てしまった。トリックはわかっているのでそこまで面白い!とはならないが、懐かしくなる。東川篤哉さん、新作出さないかなぁ。
Fight Club
藤本タツキさんが影響を受けたという。その感じがとてもわかった。冒頭よくわからない状況のシーンから映画が始まる。血みどろで汚めなシーンや暴力的なシーン。二重人格であり、目の前にいたはずの人物は自分だった、とわかってくる。最後はビルが爆発する。
最初は「イカれてる」が正直の感想だったけど、よくわからない深さを感じた。自分の中の常識だと思っていたものが少し壊されるような。いい映画って、価値観を変えられる映画だと思うから、きっとこれは私にとっていい映画なんだと思う。大学の授業で少ししゃべった男の子がこの映画を知ってて、「おお、すごい」と思うと同時に、「いや、私は普段からこういうのばっかり観てるんじゃないんですよ」と聞かれもしないのに弁明したくなった。変な印象を持たれただろうか。
世界の中心で愛を叫ぶ
長澤まさみさんが出てるとは知らずに観たんだけど、すぐわかって、「顔変わんなっ!」とびっくりした。何年も前の作品なのに、なぜか笑い出すくらい顔がおんなじで、笑い方が変わってなくてびびった。惚れた。ありがちな病気の子とのラブストーリーだった。
「マスカレード・ホテル」「マスカレード・ナイト」
小説のマスカレードシリーズは好きで読んでいた。長澤まさみさんが出てるから観た。ホテルマンってガチでかっこいい!信念がなくちゃ務まらない、めちゃくちゃ疲れそうな仕事だけど、とにかくかっこいい。マスカレード・ホテルがマイブームの時に友達からホテルのスタッフのバイトとか似合いそうって言われて、調子に乗った私はその日のうちにGWの日雇い住み込みリゾートバイトに応募した。寮がいっぱいだと断られたけど。
唐人街探偵 東京MISSION
これも長澤まさみさんが出てるから観たけど、内容がめっちゃ面白い!中国人と日本人の探偵がつるんでいて、お互い言葉は自国のを使ってる。タイ人とかも出てくる。
探偵もののコメディで、普通の探偵ものだとギリアウトみたいなセンスのギャグもある。病院で死体を取り違えたり、エレベーターで死体袋が動き出すところはガチで声出して笑った。事件の結末はあんまり後味のいいものとは言えなかったけど、全体としてはなかなか面白かった。THE BEGINNINGも観てみたいな。
名探偵コナン 緋色の弾丸
クイズノックさんが動画で話してるのを聞いて前から気になっていて、アマプラで無料で観られるようになっていたので観た。水蒸気が立ち込めただけでクエンチに気付く哀ちゃんはやばい。いくらローレンツ力が働くからと言ってあれだけ超精密な射撃ができる赤井さんもやばい。穴が開いた新幹線で真空のトンネルを走るとどうなるかと考えると怖い。
これを書いている現在、『黒鉄の魚雷』が公開されたので観たいが、最近、金をさすがに使いすぎている気がするので、しばらく我慢してみて、まだ観たかったら映画館行くかな。
容疑者xの献身
東野圭吾さんの小説は何冊か読んだことはあった。主人公の友人が殺人を犯してしまうという切ない気持ちになるラストだった。つまらなくはないけど、ゆっくりした印象があった。
キャッチミーイフユーキャン
離婚した両親の仲を修復したい、育ちのいい青年が詐欺に手を染め、パイロットや弁護士として働き、偽の小切手を作ったりして金を稼ぐ。レオナルド・ディカプリオはそこまで好きではないんだけど、彼特有の雰囲気が、詐欺師の役としてよくはまっていたのかなと思う。監督はスピルバーグ監督らしい。主人公が二週間勉強して司法試験に合格した、と言っていて、やっぱり詐欺をする人は頭がいいんだなと思った。これが実話をもとにして作られているというから驚き。詐欺師映画の原点だなぁ。
観たアニメ、ドラマなど
コンフィデンスマンJP ドラマ
一話と運勢編が特に好き。神様もだますコンフィデンスマンはいいね。
今月のまとめ
映画16本、ドラマ1シリーズ。来月はもっと観るぞ~。
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