2月に読んだ本

小説紹介

タイパ文学というワードが面白すぎて息できない。

暇と退屈の倫理学

國分功一郎

好きなこと(趣味)=願いつつもかなわなかったこと、だったが、今は違う。

部屋でじっとしてればいいのに、暇に耐えられない人間は気晴らしを求めて、わざわざ苦しみを求める。

だから私は地震や緊急事態にワクワクするし、空から少女降ってこねえかなとか、すれ違う人から急に寄生獣現れたらいいのにとか空想するわけだ。

暇があるけれど退屈では無い人もいる。それは、ずっと働き詰めで余暇の使い方を知らない庶民上がりではなく、教養ある貴族とかであった。

なんで私は退屈なのか。それを理解して自分なりに受け止めることが大事。何故退屈か?それは私に物事を楽しむ感受性が足りてないから。つまんないのは私。贅沢をしよう。

星くずの殺人

桃野雑派

Xでおすすめを見たので新刊コーナーから買った。宇宙でのクローズド・サークルは初めて読んだので新しかった。京都人の女子高生というキャラが濃い子がいて、この子が探偵役かと思いきやそうでもなく、主人公のパイロットが探偵役&力での解決役だった。宇宙ホテル搭乗者全員に現代でありがちで重い過去を持っており、最後のピアノのシーンで、飲酒中に読んでいたのもあるかもしれないが、ちょっと感動で泣きそうになった。

メダリスト

つるまいかだ

こんな大勢の中で一人きりで転んだら痛くて冷たくて、失敗しても終わるまで逃げ出せなくて、そんな氷の上でも表情を作って滑り切る才能ある子供たちを、全員天才だと呼ぶことができないこのスポーツっていったいなんなんだろう

私が一番を目指しても誰も変だと思わない事がすごく嬉しかったなって思うんです…

誰に期待されなくても一番になっていい

メダリストを本気で目指していいんだよ

ドカ食いダイスキ!もちづきさん

まるよのかもめ

Xでバズっていたので読んだ。普通に不健康で怖い。しかし、飢餓状態の時にジャンキーなものをドカ食いするとめちゃめちゃ幸福を感じるのはわからんでもない。

まとめ

本2冊、漫画2作品(未完)。読書週間って大事だな、と思う。

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