1月に観た映画 ~ズートピア、白鯨、落下の解剖学~

映画紹介

「映画好きなんです」と言うと、「へー!どんな映画見るんですか?(アクションしか想定してない)」という質問が飛んでくるんだが、私の好きな映画って、ジャンル名何? 普通に教えて欲しいんだけど。

1位 ズートピア

ディズニーのポリコレの最高傑作だと思う。

ジュディが記者会見でニックの地雷を踏みまくってる時、ハラハラした。見た目や性質の違いから、恐怖を抱き、支配しようとするのは良くない。ニックは草食動物や、他者全般に対して興味を持ち、理解しようとする。ジョディの世間知らずゆえの無自覚な差別発言や、理解を拒む発言は、我々人間もしがちなので気をつけていきたいところ。

キツネもウサギも可愛い。

2位 白鯨

すごくドキドキワクワクした!1959の映画だからだいぶ画質は荒いし、クジラの作り物感が凄いが、大迫力で面白かった。船長の執着がすごい。一人を除いて全滅するエンドとは思わなかったのでびっくりした。モービーディック、クラーケンくらい強いな。

鯨取りの話は、小説のいさなを読んだくらいだったので、昔の鯨取りはこんな感じだったんだなと映像で見れてよかった。だいぶ危険そう。

3位 落下の解剖学

解剖学は一瞬しか出てこなかった。雪山の山荘に住む一家で、夫が転落死した。変な死に方だったので妻が起訴され、他殺か自殺かを裁判で争うことに。裁判が進んでいくごとに、言い争いばかりの作家夫婦の関係や、妻の性的趣向、夫の精神科通い、薬の服用など明らかになっていく。

視力の弱い少年と犬が裁判の鍵を握っており、最後は裁判に勝つ。

雰囲気的にたぶん妻はやってないんだろうとは思うけど、真実は犬しか知らないんじゃないか。

その他

SPY×FAMILY CODE:White

久しぶりに観た。おもろい。基本的にギャグだが、ちょくちょく家族の良さ的なものを入れているからハマってしまう。子供が無邪気に笑っていられる社会を作るために頑張るかっこいい大人がたくさん出てきていいね。

ノーウェア:漂流

ほんとにグロい。出産シーンと太ももケガシーン、へその緒食べるシーンがグロすぎて見てられなかった。

赤ん坊の泣き声がダメな人は見ちゃダメなやつだ。頭痛くなる。

資源が無くなって、子供や女性を殺すという政策がとられる世紀末な世界観で、主人公の妊婦は国外逃亡を目指してコンテナに隠れる。しかしそのコンテナが漂流し、30日あまりの漂流生活を強いられる羽目に。もう見たくない。

ライオンキング

アニメ版。

ムファサを観てからの視聴だったので、スカーの一挙一動が、ひどいとは思いつつも、そういうことをしていまう気持ちも理解出来てしまった。

フィルハーマジックで聞く音楽出てきた。

DVDで観たのだが、Disc2にコンテンツがかなり詰め込まれており、ディズニーの昔の作品なども知れた。ディズニーランドにあるジャングルのコーナーや、カントリーベア周辺が何故あるかわかって良かった。

モアナと伝説の海 2

1の内容を完全に忘れ果てた状態で見た。IMAXで観たのだが、なかなか水来るし、海風を感じた。途中、椅子が気持ちよすぎて意識が飛んだ瞬間があり、完全に全てを見ていた訳では無いかもしれなくて、なんか勿体ない気がする。

モアナのおばあちゃんや、先祖の霊体が思ったよりずっとモアナを見ていて、かなり地縛霊だった。

パイレーツ・オブ・カリビアン Ⅴ 最後の海賊

最後、デイビージョーンズを匂わせる演出があるが、これ以上の作品はもういいんじゃないかな。このシリーズはウィルとエリザベスの話と言っても過言では無いので、またストーリーを増やすとなると、せっかく幸せになった2人がトラブルに巻き込まれないといけないので、もうなんか可哀想だよ。幸せでいて欲しい。

インディージョーンズ 運命のダイヤル

最後のシーンが沁みるなあ。

ウナギ(ウツボ?)が、虫とか蛇枠なのがちょい物足りない気がしないでもないが、カーチェイスやムチのシーンなど、お決まりが多くて助かる。

考古学者としてのインディーが、アルキメデスの時代に残りたいと思ってしまうのは分かるけど、インディーの生きる時代は、そういうローマの時代から積み重ねていった歴史の上にある考古学のフィールドだから、現代を生きるしかないんだと思う。

インディージョーンズ 魔宮の伝説

昔の映画はやっぱ最高だな。役者が精神科で薬貰わなきゃ役をやってられないような虫のシーンを平気で撮る。

マリオンという女がいながらインディーは普通に歌手の女といい感じになる。

SMILE/スマイル

ホラー。笑顔って怖い。

自殺の目撃によって感染するバケモノをうつされてしまった精神科医の女。だれもその存在を信じてくれないが、唯一信じてくれた刑事は最後犠牲となる。

気を抜いていいシーンが少なく、ずっと緊張してた。突然グロい顔が一面に映ったりするのでかなりびっくり系。半分くらい指の隙間から見てた。

最後、バケモノを倒してハッピーエンドか?と思わせてからの急転直下は最後までチョコたっぷりのトッポのような味わい。上下逆のカメラワークとか、シャイニングを感じた。

まとめ

11本。初めて見たのは6本。

映画が趣味の人って、映画観るのが生活の一部になっている。食事とか風呂とかトイレと同じくらい。だって趣味ってそういうもんでしょ?

そりゃ派手なアクションで爽快感を得たい時もあるよ。でもたまにエンタメとして消費してるようなあんたらと同じ感性なら、興奮100%脳汁ドバドバをずっと続けるってことになる。それは疲れるだろ。狂っちまう。

爽快なやつも好きだし、穏やかなやつも好き。新しいのも古いのも、ファニーで笑えるのも胸糞やしんみり系も観る。食事とおなじで、バランス良く観てる。

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